私自身、ふだんは何でもないですが、疲れがたまったりするとアレルギーが出る体質であるため、お客様に提供する料理などに関しても、とても気を使っていました。合成化学調味料は使わない、できるだけ有機栽培の食材を使うなど。コストがかかるため、儲けにつながっていないのは苦しいところではありますが、せっかく提供する料理を安心していただいてほしいということから続けています。
現在、まだアレルゲン除去食をメニューに載せることはできていませんが、アレルゲンとなる食材などはメニューに明記しています。お客様からも好評で、コストと相談ではありますが、いつかはおいしい除去食をメニューに入れることができればと、思っています。
そもそも、なぜ卵をはじめ、食べ物でアレルギーが出るのでしょう。
アレルギーとは、ある特定の物質を抗原(アレルゲン)として起こる抗原抗体反応のことで、体内に入った異物(アレルゲン)を排除しようとして起こる症状を指します。ふつう、体内に異物が入ろうとすると体に備わった免疫機能が働き、侵入しないように、また排除しようと働きます。これは通常の反応なのですが、この反応が異常に働きすぎたり、過剰に反応してしまうと“アレルギー”になるというわけです。
ところで、アレルギーには即時型アレルギーと遅延型アレルギーがあります。一般的に言われるアレルギーの多くは即時型で、異物(アレルゲン)に接触してから15分~12時間くらいの短時間で反応が起こるもので、IgE抗体というものが関係します。一方の遅延型アレルギーは、抗体とは関係なくTリンパ球という免疫細胞が関係した免疫反応で、24~48時間かけて反応が起こります。
また、一口にアレルギーといっても、実に多くの種類があります。よく知られているところでは、花粉がアレルゲンとなる花粉症がありますが、基本的には、私たちの日常生活のなかにふつうにあるものが、アレルゲンとなるケースが多いようです。
花粉症以外では、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹、金属アレルギー、動物アレルギー、ダニアレルギー、薬物アレルギー、紫外線アレルギー、そして私の甥っ子が持つ「卵アレルギー」をはじめとした食物アレルギーなど、枚挙に暇がないほどです。
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